Aug 5 – 9, 2024
JAXA ISAS
Asia/Tokyo timezone

1st circular

Cloudy Workshop 2024 のお知らせ (1st circular) 

Cloudy Workshop 2024 を、2024年8月5日(月)から8月9日(金)の日程で、宇宙科学研究所で現地開催します。Cloudy はスペクトル合成まで行う輻射輸送数値計算コードで、幅広い電磁波長域において様々な天体現象に対して利用されています。日本の天文コミュニティが関わる多数の観測プロジェクト(XRISM, Subaru PFS, JWST, ALMA など)で取得される分光データの解釈に有用ですが、日本でのユーザはあまり多くないようです。そこで、これまでほぼ毎年世界各地で開催されてきた Cloudy Workshop を、2024年に初めて日本でホストすることにしました。これまでの workshop にならって、大学院生や若い研究者の方々を主な対象とし、未経験な方でも cloudy に習熟できるよう、以下の内容からなります。

  1. Astrophysics of Gaseous Nebulae and Active Galactic Nuclei” に基づく講義
  2. 事前に選択されたいくつかの天体現象について、cloudy を用いたグループワークと成果発表
  3. Cloudy を用いた研究発表

研究会のホームページはこちらです。
https://xrsrv1.isas.jaxa.jp/event/4/overview


ご興味のある方は、5月25日までに事前登録をお願いいたします。
https://xrsrv1.isas.jaxa.jp/event/4/registrations/2/


事前登録情報に基づいて内容を調整いたします。事前登録は何も確約されませんが、リソース(収容人数や国内旅費補助)の上限に達したときは、登録順に事前登録者を優先させていただきます。また、国内参加者(国籍不問)を優先するため、事前登録は国内のみから受け付けます。海外からの参加の追加受け入れは、事前登録の結果に基づいて本登録時にご案内いたします。本登録は後続の circular にてご案内差し上げます。奮ってご参加ください。


あわせて、“Astrophysics of Gaseous Nebulae and Active Galactic Nuclei” の著者である Gary Ferland 先生を始め cloudy 開発者の皆さんが、せっかく来日するので、各地を研究訪問したいとのご意向です。研究会前後で受け入れにご興味がある方がいらっしゃいましたら世話人までご一報ください。


世話人: 井上 昭雄(早稲田大学)、長尾 透・志達 めぐみ(愛媛大学)、中島 王彦(国立天文台)、大塚 雅昭(京都大学)、田村 陽一(名古屋大学)、谷本 敦(鹿児島大学)、馬場 俊介・中川 貴雄・辻本 匡弘(宇宙科学研究所)
お問い合わせ:cloudyworkshop2024@googlegroups.com