Speaker
Hideyuki Saio
(東北大学)
Description
ベテルギウスの種々の変光周期の中で最も長い2200日の周期をベテルギウスの基本脈動だとみなすと,その半径はおよそ1300太陽半径であることが推測される.さらに,観測に基づく光度範囲と有効温度範囲と進化モデルを比較すると,ベテルギウスの中心部の状態は,炭素燃焼段階の末期であることが推測される.
ベテルギウスの種々の変光周期の中で最も長い2200日の周期をベテルギウスの基本脈動だとみなすと,その半径はおよそ1300太陽半径であることが推測される.さらに,観測に基づく光度範囲と有効温度範囲と進化モデルを比較すると,ベテルギウスの中心部の状態は,炭素燃焼段階の末期であることが推測される.